水天宮への安産祈願を楽しみにしている妊婦さんも多いでしょう。これまでに2回安産祈願に行ったことのある筆者が、『安産祈願の分からない』を解決します。当日の持ち物、初穂料、腹帯などを詳しくまとめています。
何も分からずに行くと、混雑に巻き込まれて何時間も待つことに…。
そうならない為に、当日の流れを把握してスムーズなお参りができるようにしましょう。
安産祈願~当日の持ち物~
- ご祈祷料、お守りを買うお金(安産祈祷代8000円・お守り代4000円)
- 腹帯は持って行く必要はなし
※自前の腹帯を持って行きたい人はつけたまま行き、そのまま祈祷を受ける人も。
ちなみに神社でお守りと一緒に販売されている腹帯(さらしタイプ)もありますよ。「御子守帯(みすずおび)」という晒(さらし)は5mもあります。正直私は巻き方も分からないので、自分だったら買わないかなと思います。
私は信頼の犬印本舗さんの腹帯を使ってました。ガードルも立ち仕事なのでお腹の張り具合に合わせて使い分けていました。
御祈祷の初穂料について
・安産祈祷代8000円
ご祈祷できる人数は、戌の日やコロナ情勢によって変わります。
戌の日のご祈祷は、昇殿(中に入る人)1人しか入れず、家族は待合室で待ちます。
詳しくは水天宮HPの『ご参拝の皆様へ』に最新情報がのっていますよ。
安産御守りの種類
![](https://anzankigan-inunohi.41kurashi.com/wp-content/uploads/2022/12/omamorisyurui-1.jpg)
お守りは2種類。①帯(約5m)② 小布(こぎれ)が選べる。小布は持っている帯や、ガードルなどに縫い付けて使用可。帯+お守りのセットで販売されている(お守り単体での販売はなし)
・安産御守り 4000円
![](https://anzankigan-inunohi.41kurashi.com/wp-content/uploads/2022/12/nuituke.jpg)
混雑状況は?予約は必要なの?
水天宮の安産祈祷は事前予約は受け付けていません
受付順に案内されます
ご祈祷の待ち時間は、おおよそ平日約15分~45分、土・日の場合は約30分~約1時間30分が目安
土日や大安、戌の日は混みます。平日は空いているようで、今だと家族みんなで昇殿できるそう。(日々変わっていくので、詳細は水天宮HPへ)
実際に行った人の待ち時間
![](https://anzankigan-inunohi.41kurashi.com/wp-content/uploads/2022/12/youngwoman_37-1.png)
開門の7時前(ご祈祷受付は開始は8時から)についても20人ほど並んでいました。祈祷待付き添いの人、境内の参拝者の列でさほど広くない敷地内に、人がごったがえしていた。友達は、戌の日の昼頃に行って4時間も待たされたと行っていた。
![](https://anzankigan-inunohi.41kurashi.com/wp-content/uploads/2022/12/woman-kii.png)
(いやディズニーより待つやん)
![](https://anzankigan-inunohi.41kurashi.com/wp-content/uploads/2022/12/youngwoman_45-1.png)
受付が終わる15時過ぎに滑り込みで行ったら3組だけで空いていました
![](https://anzankigan-inunohi.41kurashi.com/wp-content/uploads/2022/12/woman-bikkuri.png)
祝い事は午前中という人が多いのかな。午後からが穴場かも。
![](https://anzankigan-inunohi.41kurashi.com/wp-content/uploads/2022/12/youngwoman_43-1.png)
3戌の日の日曜に行きました。8時半には祈祷の受付は長蛇の列。一人で1時間くらい並びました。
![](https://anzankigan-inunohi.41kurashi.com/wp-content/uploads/2022/12/youngwoman_40-1.png)
大安の土曜で多いだろうと覚悟していたけど、待ち時間は20~30分だした
![](https://anzankigan-inunohi.41kurashi.com/wp-content/uploads/2022/12/youngwoman_38-1.png)
戌の日で通りまで行列でした。雨が降ると傘をささないといけないのでしんどかった
大混雑の日もあれば、思っていたより少なかったという意見も。混雑が苦手な方は、日にちと時間を工夫する、もしくは安産祈願の神社を変えてみるのもいいかもしれません。
東京で人気の安産祈願の神社紹介
混雑が苦手という方、家族全員で祈祷を受けたいという方はこちらの神社はいかがですか?安産祈願の歴史も古く、魅力的な神社です。
子安神社
天平宝字三年(759年)に天皇のお后さまの安産祈願のために創建したと伝えられています。ご鎮座1250年の歴史ある神社。
アクセス:〒192-0046東京都八王子市明神町4-10-3
雑司々谷 鬼子母神堂(きしもじんどう)
国の重要文化財にしていされている。安産・子育(こやす)の神様である鬼子母神をお祀りするお堂として、多くの人々に親しまれています。
アクセス:〒171-0032 東京都豊島区雑司ヶ谷3-15-20
多摩川浅間神社
今から八百年前の創建と伝えられます。ご祭神は山緑を守る神・大山祇神の姫君で「桜の花が咲き匂うような…」と言われる木花咲耶姫命(コノハナサクヤビメ)です。
三つある社紋の真ん中が「桜」なのも、このご祭神にちなんでいます。
アクセス 〒145-0071 東京都大田区田園調布1-55-12
安産祈願の服装は何が好ましい?
避けたほうがよい服装は、肌の露出が多い服、短いスカート、サンダルなど、カジュアルすぎるもの。
- きれいめな服装で来ている人が多かった。
- 女性ならワンピース。男性ならジーンズよりもスラックス系のパンツ(スーツほどかっちりとしなくてよい。)
- 多くの人は普段着で来ている印象。
産前産後、どちらにも使えるワンピースを一着持っておきたい人は、妊婦さん専用に作られているの服の中から選ぶと、サイズで失敗することがありませんよ。
スウィートマミー
![](https://anzankigan-inunohi.41kurashi.com/wp-content/uploads/2022/12/omiyamairihuku1.png)
スウィートマミーのワンピースは20代~30代女性にしっくりくるデザインです。
ひざ下の丈なので、座ったり、立ったりする安産祈願の行事でも安心して着れます。
人気商品は売り切れの場合もあるので、予定が決まったら、早めにゲットしたほうが◎
![みこ](https://anzankigan-inunohi.41kurashi.com/wp-content/uploads/2022/12/peroriwoman-.png)
妊婦検診のエコーも、ワンピースで行くと着替えなくていいので、ラクちんです。機能性重視の私にはもってこいの一着でした。
![](https://anzankigan-inunohi.41kurashi.com/wp-content/uploads/2022/12/a9ec054b0dbfce657f23802adfde46b5.png)
妊婦さん専用で作られたネット通販のスウィートマミーは自宅から一歩も出ずに、注文できて楽でした。
お値段もお手頃で、清潔感、正装感もばっちりなので、親族とお参りする場面でも問題なしで助かりました。
水天宮で安産祈願、当日の流れ
それでは、水天宮に着いてからの流れを具体的に見て行きましょう。
①申込書に記入する
・階段を上がって右手奥にテントが設置されているので、申込用紙に記入。
※七五三・お宮参り・安産祈願など申込書が異なるので注意しましょう。ここで・名前 住所・祈祷の有無・御守りを買うなら(帯or小布)を選んでチェック
②お金を支払う
・そのまま入口を入り、受付の巫女さんに申込書を渡し、料金を支払う。(戌の日など混雑する日は、妊婦さんだけしか本殿に上がれない。旦那さんや家族とはここで一旦お別れとなる)
③待合室へ移動する
・自分の名前が書いてある札と受付番号を受け取り、待合室へ移動。(妊婦はご祈祷まで地下1階の待合室、家族は3階の待合室へ。)平日は状況に応じてですが、家族も本殿に上がれるようです。)
③ご祈祷を受ける
受付番号が呼ばれたら、係の人の案内に従い昇殿、ご祈祷を受ける
・祈祷時間は15分~20分で終了
・御神札
・弊串(へいぐし)
・小布or帯
・御守(巾着型)
・御守(福戌)
・御神酒
・お参り日記
番外編:安産に繋がる縁起物【子宝いぬ】
お産が軽く多産であることから安産の象徴とされる犬。その犬にあやかって作られたのが「子宝いぬ」です。犬の像の周りには十二支の文字が刻まれた石があります。十二支の中から自分の生まれ年の干支を撫でると、安産や子授け、子供の無事成長など御神徳を授かると言われています。
周辺のランチ情報
安産祈願が終わるとちょうどお腹の空く時間帯。周辺でランチできるお店を紹介します。
- 玉ひで
親子丼が有名 - ロイヤルパークホテル
安産祈願の特別ランチプラン(3店舗から選べます) 鉄板焼・すみだ 日本料理 ・源氏香 中国料理・桂花苑
鉄板焼⇒すみだ 日本料理⇒源氏香 中国料理⇒桂花苑
水天宮基本情報
住所 | 東京都中央区日本橋蛎殻町2丁目4-1 |
TEL | 092-932-0044 |
御祈願受付時間 | 8時~15時15分 |
アクセス方法
- 東京メトロ半蔵門線 水天宮前駅(5番出口)より徒歩1分
- 東京メトロ日比谷線 人形町駅(A1出口)より徒歩6分
- 都営地下鉄浅草線 人形町駅(A3出口)より徒歩8分
- 都営地下鉄新宿線 浜町駅(A2出口)より徒歩12分
- 東京駅八重洲口からはタクシーでおよそ15分